2008年09月13日

<本研修・第4回>

 9月13日(土)、第4回研修は朝から雨が降り、天候が危ぶまれましたが、研修開始の時間には空も晴れ渡っていました晴れ
 今回の研修は「授業の原理・原則」ということで、社内外で講演、研修を担当している講師の先生にお越しいただき、お話いただきました。
 今回の研修は今までと違い、筆記テストに始まり、講演、ワークショップ、ティータイム等、内容も様々でした。研修生の方々もそれぞれの内容に真剣に取り組んでいました。



                 ■研修後のアンケートより(一部抜粋)■


画像 060.jpg●今回は今までと違い非常に長い時間の研修でしたが、中身が濃く時間が経つのが速く感じました。授業の具体的な注意点ということですが、今まで非常勤講師などで行ってきた授業で何が悪くてどうすべきかという事が浮き彫りになったように思います。模擬授業などで指摘された点も自分なりに反省して改善した「つもり」になっており、どのように直せばよいのかはっきりとわからないままにしていたように思えます。自分がいかにうまく説明・話をするか、ということばかりにとらわれ、生徒との関わりがおろそかになっていると痛感致しました。プレゼンテーションに対するご指摘は非常に的を得たものばかりで、大変参考になりました。次回からは模擬授業が始まりますが、もう一度普段の自分の授業を見つめ直し、少しでも良いものができるように頑張りたいと思います。(英語・男性)



画像 065.jpg●本日の研修内のワークショップは、授業における臨機応変な対応を学ぶためにとても役立ったと思います。個人的な反省ですが、自分が苦手だと思っていることは必ず指摘を受けました。苦手だと分かっていながら、その克服のための努力が足りていなかったことを痛感しました。また、このことはちゃんと実行できたと自分で思っていたことも、改善の余地があるというご指摘をいただきました。この研修では、1人1人の発表に必ず他者からの眼が注がれ、フィードバックを受けることができ、研修生はものすごく恵まれた環境にいると思います。自分の中で反省をすることももちろん必要ですが、講師の先生方、スタッフの皆様や研修生たちからの「愛のあるコメント」を素直に受け止め、自己研鑽を積んでいこうと強く思いました。(英語・女性)



画像 067.jpg●今回の研修で今のままの自分ではいけないと実感しました。教育実習が5月下旬から6月上旬にかけてあったのですが、その時はただ授業終わらすにはどうすればいいかと考えていました。しかし、今回の研修で授業において一つ一つの行動に意味を持たせ考えなければいけないのだと思いました。教壇に立つことの責任は半端な覚悟ではできないのです。「ラポール」の大切さも学びました。授業を行う中で信頼関係を築くことは大切だとは思っていました。また、生徒を叱るときにも信頼関係がないと心に響かすことができないとも思っていました。先生の話を聞いて、「ラポール」によって生徒に興味を持たすことができるのだと学びました。ワークショップでは第一回のときより改善されたというコメントをいただき少し自信につながりました。しかし、まだ考えながら人前で話すといことは難しく、その中で周りを見ることはできませんでした。次の模擬授業に向けてもう少し自信を持ってプレゼンテーションができるようにしたいと思っています。(数学・男性)


画像 070.jpg●授業の仕方や生徒との関係の作り方など、より実践的なお話が聞けました。最近はモンスター・ピアレンツという言葉がよく言われますが、様々な要求をする保護者の方への対応の仕方という点でも勉強になった部分がありました。講演の内容はもちろんのこと、お話の仕方それ自体にも勉強になるところがたくさんありました。様々な例えを用いて説明してくださったのでとてもわかりやすかったですし、長い講演にも関わらずほとんど疲れを感じなかったのは先生が注意をひきつけるような工夫をされていたからだと思います。この研修で学んだ一番重要なポイントは教師にはバランスが必要だということだと思います。教師には教科の知識だけではなく、様々な能力が必要ですが、どれか一つだけあればいいというのではなく、どれもバランスよく持つということが大切だということがわかりました。今回の講演を聞いていて教師というのは大変な仕事であると思った以上に、やりがいのあるすばらしい仕事なのだと改めて感じました。(英語・女性)


画像 072.jpg●今回のプログラムでは、いろんなことを「体感」できました。まず、最初の教科試験では、自分の教科知識の穴を「体感」し、教科知識を高めていくことの必要性を痛感しました。続いてのご講演とワークショップでは、自分自身の授業に対する認識の甘さを「体感」し、気が引きしまる思いでした。これまで、教育実習や就職試験、大学の授業などで行なった自分の模擬授業のことを思い返すと、教科知識を届けること(DMCのD)に意識が傾きすぎて、生徒を積極的に自分の方へ引きつけようとする努力(DMCのMとC)が足りなかったように思います。「授業ではライブ感が大切」であり、いかにそのライブ感を楽しみながら生徒を引き付けることができるかが重要なのだと感じました。「巧くて正しい授業」を目指し、教職を目指すにあたっての心構えを1から鍛えなおす、というはっきりした目標ができたので、今回のプログラムは自分にとってとてもプラスになったと思います。(英語・男性)


画像 073.jpg●今回の研修では、授業を行うにあたっての基本的な姿勢・技術について学ぶことができとても有意義なものとなりました。授業の要素として、「巧い」と「正しい」という二つのものがあり、「正しい」方が大切だというお話はなるほどと思うものでした。「正しさ」は重視していましたが、どちらかといえばそれは勉強すれば簡単にクリアできるものだと考えていました。しかし、それは「学ぶ学力」であり、授業での「正しさ」はそれだけではないことを教えられました。生徒に「正しく」教えることはつまり「巧く」教えること、そう考えるのではなく、「巧さ」と「正しさ」を別物として考えていく必要があることが分かったことが、今回の最大の収穫だったと思います。また、2分という短い時間でしたが、前で話す機会を頂けてよかったと思っています。今回は、「ゆっくり話す」、「声にメリハリをつける」ということを強く意識していましたが、話すにつれてだんだんと普段の声に戻っていってしまいました。話を考えている内に声に対する意識が薄れていったので、常に意識をすること、そして最終的には無意識にできるようになることを目標にしていきたいと思います。(国語・男性)



画像 078.jpg●講義ではさまざまな内容のお話を聞くことができましたが、その根幹にあるのがラポール(生徒との信頼関係)です。このラポールという考え方自体が私にとっては新鮮なものでしたが、何よりも斬新だったのが「蓄積したラポールを消費して指導をする」という考え方です。大切なことは、その人との信頼関係が築かれているかどうかであり、信頼関係無しに指導はありえません。今回の講義ではそのラポールを築いていくためには教師はどのように生徒と接していくべきかについての話もありました。話の中には今すぐにでも実践していけるものもありました。今回の講義は教師になった後にも生かされる講義だったと思います。(数学・男性)


画像 080.jpg●今回の研修ではたくさんの刺激を受けました。そしてそれとともに、今の私にはたくさんやらなければならないことがあるということを明確にさせられました。
今回は授業内容のお話だったので、前回までとは違ったお話を聞くことができました。先生は、ご自身をおっしゃっていたように、自分の発言一つ一つに責任を持っておられました。先生の話を聞いて、私は先生の生徒さんたちのように納得しました。教育実習中に、うまくいかなかったことの原因が今回の研修を通して理解することができ、今後そのようなことが起こらないようにするには、どういうふうにしていけばよいのかということがわかりました。研修生とリレーをしながら話をするプレゼンテーションでも、たくさんのことに気づくことができました。今回の研修で見つけることができた課題は、以前までの研修よりも多かったですが、課題が明確でどうすればいいのかもより明確なので、一つ一つ解決していきたいと思います。(英語・女性)


画像 082.jpg●本当に勉強になりました。話している内容に気をつけながら、生徒をしっかり見て、自分の動作を作る。すごく難しくて、すぐにはできそうにないですが、少しずつ気をつける箇所を増やして、いろんなことに気を回せるようになりたいと思いました。前に出て話をするというせっかくの機会を、少しずつでも成長する場にして、いろんなものを吸収していこうという気持ちが、足りていなかったと感じました。もっともっと真剣に、毎回の研修で学び取っていきたいと思いました。試験も思った以上にできていなくて、ちゃんと勉強しようと思いました。今まで、考え方さえわかっていれば、それでいいと思っているところがあって、暗記が全然できていないので、いつ何を聞かれても答えられるように覚えていきたいと思いました。基礎知識をまずは確立していこうと思います。(理科・女性)


画像 084.jpg●いつも人前で話をするときは、何を話すか、どこで笑いをいれるかなど、十分に準備をしてから話をすることが多いです。順番を待っている間、心臓がバクバクし、自分の顔が強張っているのが分かりました。私の話にみんなはどのような評価をするのか(悪い評価ではないか)、笑いはとれるかなど、自分のことしか考えていなかったからです。これだけは伝えたいと思って話をし始めたのが「愛」についてでした。話し始める前はあれだけ焦っていたのに、話し出したら意外と言葉が続きました。私の伝えたかった「愛」について、うまく伝わったか分かりませんが、初めて自然に自分の言葉で話ができた気がしました。これから、こういう機会(人前で話をする)は増えると思いますが、「これだけは伝えたい」、「これだけは伝えなければならない」という自分の中の軸みたいなものをしっかりと確立しておく必要があると思いました。これを今回研修で講演してくださった光延先生の「やりたい」授業、「やるべき」授業につなげて行きたいと思いました。(英語・女性)


画像 085.jpg●先生は自分の世界に引き込むのが非常に上手な人だということをすぐに感じました。先生は、お話の中で「自分のために緊張するな、相手、他人のために緊張しなさい、気を張りなさい」とおっしゃってました。私は、この言葉に心を打たれました。これから人前に立つときは、相手、他人のために気を張り、相手、他人のために緊張しようと思いました。また、研修第一回のプレゼンテーションの光延さんからのコメントに「プライドの消化が急務」という言葉がありました。今までは言葉の意味がわからなかったのですが、今回の講演を聞いて分かったような気がしました。加えて、光延さんは指摘をするときに「ごめんな」と一言いれていることに気づきました。私も言葉を濁さずになんでも言える方なので、言う前の「ごめんな」を入れてもいいなということ感じました。今回の研修では、時間は短いながら非常に多くのことを学ぶことができました。これからの様々なことに活かしたいと思います。(理科・男性)




 今回は今までで一番時間の長い研修でしたが、研修生からは「引き込まれる内容であっという間に終わってしまいました」という声や、中には「もっとお話を聞きたかったです」という声までいただきました。
 この第4回研修も踏まえた上で、第5回、第6回の2回にわたる模擬授業に生かしていただければと思います。




posted by トップネット私学教員養成所 事務局 at 22:00| Comment(0) | 研修報告【大阪】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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